定期的に妻の妊娠検診のために
産婦人科に行きます。
女性スタッフだけというのが
病院のウリです。
その効果か、
とにかく混んでいます。
7時半予約で
11時に終わるなんてことは
ざらです。
最初は車で待っていたのですが、
最近は一度家に帰って待っています。
待っている妻も大変そうだ。
最初、米粒ほどだった(3ミリほど)だった
お腹の子も
もう、16,5cmにもなっているそうです。
子供が大きくなるのは、あっという間です。
と、
一人前の父親みたいのことを言ってみる。
病院で
エコーの動画を
録画してくれるとのことだ。
録画用のビデオカセットを
持ってきて欲しいとのことで
この検診で持っていきました。
検診から妻が
帰ってきて見ようと言うのですが、
さすがに
レンタルビデオもDVDの時代、
再生デッキがない。
しょうがないので
私の学生時代からの愛用の
埃のかぶったビデオデッキを
引っ張り出してくる。
カセットを入れると
なんとか動くようだ。
3分ほどの
白黒のエコーの画像の動画を見る。
アッチからのエコー画像
今度はコッチから。
寝ているらしく動かないし、
よくわからない画像だ。
しかし、必死で見ている自分がいる。
股のところに写ってないので
女の子かもしれないとのこと。
(男のこは、すぐわかることが多いが
女の子は確認ができないので断定はできないらしい。)
見終わると
妻が巻き戻し、
間髪入れず、
最初から見始める。
私は、「何度も見るほど、面白い映像じゃないね。」と言うが、
「そう?」と気にせず見る妻。
次の日、
体調が崩れ、仕事を休んだ妻は、
お義父さんとお義母さんと
合わせて、
5度ほど見たそうだ。
見るたび
みんなで、
ニヤニヤしながら見たそうだ。
孫が生まれるのを
今か今かと待ちわびているようだ。
もともと優しいお義父さんとお義母さんだが、
最近、さらに私にも優しいように思う。
ひとつの命が生まれるということは、
こんなにも喜ばしいことなのかと実感する。
まだ、生まれてもいない
子のことを話していると
なんとも今まで味わったことのないような感情が湧いてくる。
(これが親から子への愛なんだと思う。)
私の生まれるときも、そうだったのかと
親への感謝の気持ちが出てくる。
(親の期待には添えないで親不孝に生きてきたように思います。)
自分が献身(神の道に入ること)の決意を語ったとき、
父は「こんな嬉しいことはない。」と泣いた。
初めて父の涙を見たように思う。
これからは、少しは期待に答えたいと思います。
神様は、人を創造されました。
創1:27 神はこのように、人をご自身のかたちに創造された。神のかたちに彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。
28 神はまた、彼らを祝福し、このように神は彼らに仰せられた。「生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ。」
29 ついで神は仰せられた。「見よ。わたしは、全地の上にあって、種を持つすべての草と、種を持って実を結ぶすべての木をあなたがたに与えた。それがあなたがたの食物となる。
30 また、地のすべての獣、空のすべての鳥、地をはうすべてのもので、いのちの息のあるもののために、食物として、すべての緑の草を与える。」すると、そのようになった。
31 そのようにして神はお造りになったすべてのものをご覧になった。見よ。それは非常によかった。こうして夕があり、朝があった。第六日。
神は6日目に
人を創造し
祝福し、
支配権を与えている。
食物を教え与えている。
そして、見て太鼓判を押している。
「それは、非常によかった。」
この御言葉に神様の喜びの気持ちが伝わってくるようだ。
親になろうとしていることによって
この神様の気持ちが少しだけでも、
わかってきたように思います。
そして、父なる神に対しても
親不孝(?)してきたので
これからは(命懸けで)期待に答えたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿