妻に晩御飯に食べたいものがあるかと
聞かれたので
テレビの味の素のCMの鍋が、
おいしそうだったので
リクエストしました。
夕方、
娘も連れて
近くのスーパーに買い出しに行きました。
勤めて帰ってくる
妻を待つ間、
少し店内をうろうろして
店の隅にあるベンチに座りました。
誰もそこに座らなさそうな
奥まった狭い場所に
置かれたたベンチなのですが
私と娘が座った瞬間、
男の子と女の子が滑りこむように
隣に座りました。
回りは商品が置かれているので
窮屈でギュウギュウになりながら
一緒に座りました。
(他の人から見たら家族に見えたかもしれません。)
男の子と女の子は、
一生懸命に娘を見、
娘もじっと二人を見ています。
(子供は子供を呼ぶようです。)
今度は、
私の顔を穴のあくぐらい見てくるので
ニコッと笑いました。
二人は私を一瞥しただけで
二人で話し始めました。
話を聞いていると
二人は兄妹で
お兄ちゃんは、小学校1,2年生といった感じ、
妹は、幼稚園(制服を着ていました。)です。
ポケットから
お兄ちゃんの方が
チョコを二つ取り出し
一つを袋から出して食べやすくして
妹に渡してあげます。
妹は、自然にそれを受け取り
口元を真っ黒にしながら食べます。
それを見て少しニコリとして兄の方も食べ出しました。
お兄ちゃんが、
一生懸命に妹の世話をしてあげるのが
なんともかわいくて見てると
自分の子供時代を思い出すようです。
(私は末っ子で、姉と兄によく面倒を見てもらいました。)
Ⅰヨハネ4:
20 神を愛すると言いながら兄弟を憎んでいるなら、その人は偽り者です。目に見える兄弟を愛していない者に、目に見えない神を愛することはできません。
21 神を愛する者は、兄弟をも愛すべきです。私たちはこの命令をキリストから受けています。
兄妹がチョコを食べてるだけの
当たり前の光景なのですが
なんだか見ていると
二人から当たり前に流れている
兄弟愛を感じて
感動してきました。
Ⅰヨハネ2:10
兄弟を愛する者は、光の中にとどまり、つまずくことがありません。
娘は、じっとそれを見ています。
娘も妹か弟ができたらあんな風に
面倒みるのかなと考えました。
二人は、ほうばりながら話しています。
「おいしいね。」と妹の方が笑いながら兄に話しかけます。
「チョコレートって何でできてるか知ってる?」と兄が妹に問いかけます。
妹は、んっ~と考えています。
園児には、わからないだろうな、
お兄ちゃんが、カカオだと教えてあげるんだろうなと思いました。
兄の方が答えます。
「チョコレートってウ○コできてるんやで。」
私は、なんちゅう答えやと思いました。
(この頃の男の子は、そういうことを言いたくなる時期みたいです。)
さっきまでの感動が急激に薄まるようでした。
妹の方を見てみると1ミリも笑っていません。
娘も真顔です。(まだ言葉がわからなくて良かった。)
男の子が、いかにもおもしろいことを言ったとばかりに
クスクス笑いながら私の顔を見てきましたが、
もちろん私も笑いません。(大人はそんな下ネタでは笑わないというところをガンと見せました。)
「焼いて固めたらチョコになんねん。」
まだ、続けて言います。
もちろん誰も笑いません。
ちょうどそこに妻が終わってやってきました。
娘を抱いて立ち上がりました。
お兄ちゃんは、妹の口にいっぱいついたチョコレートをティシュで拭いてあげながら言います。
「いっぱい口にウ○○がついてるで。」
私は歩きながら、まだ言うかと思いながら店内に入って行きました。
妻が「(私の)子供みたいに見えたよ。」
というのを複雑な気持ちで聞きました。
箴言21:23 自分の口と舌とを守る者は、自分自身を守って苦しみに会わない。
箴言18:21 死と生は舌に支配される。どちらかを愛して、人はその実を食べる。
良い行いや愛も
自分の口から出す言葉によって
全て台無しにしてしまうような時があります。
口の告白は、大事なものだと教えられました。
ローマ10:10 人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。
材料を仕入れ家に帰りました。
とても簡単にできました。
お鍋のレシピ
これは、これから我が家の献立に入りそうです。
おいしかったので
写真を撮るのを
忘れて
あらかた食べてしまいました。
ポン酢で食べるのも良いですが、
私はゴマだれで食べました。
教会の家族に教えていただいたのですが
アサムラサキ ごまだれ が
とても美味しいです。
これを食べると他のものは使えなくなるほどです。
薄めて飲みたいぐらいおいしいです。(ちょっと言い過ぎました。)
最近、売っている場所を見つけて即買いしました。
一度試してください。
今日の鍋は、とても簡単で、おいしかったです。
ルカ11:3
私たちの日ごとの糧を毎日お与えください。
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