2012年3月30日金曜日

チョコレート

三歳の甥が
よく話すようになってきて面白いです。

最近、
あまり着ないようなタイプの服を(アメカジのトレーナー)
引っ張り出してきて
着てると

甥が
「その服ええやん。どうしたん。似合ってるやん。」

三歳の子から
大人のような口ぶりで
そんな言葉が出てくるとは。
思わず吹いてしまいました。

かわいかったので
私が
「この服どう?」
というたびに
毎回、同じように言ってくれました。
意味がわかってるのか大人のマネをしているのか
わかりませんが
褒められて悪い気はしないものです。
「ありがとう」
と言って笑いながら頭をなでると
嬉しそうにしていました。


ルカ10:21,22
21 ちょうどこのとき、イエスは、聖霊によって喜びにあふれて言われた。「天地の主であられる父よ。あなたをほめたたえます。これらのことを、賢い者や知恵のある者には隠して、幼子たちに現わしてくださいました。そうです、父よ。これがみこころにかなったことでした。
 22 すべてのものが、わたしの父から、わたしに渡されています。それで、子がだれであるかは、父のほかには知る者がありません。また父がだれであるかは、子と、子が父を知らせようと心に定めた人たちのほかは、だれも知る者がありません。」


イエス様も父なる神を褒めたたえました。
神は「これは私愛する子。これを喜ぶ。」と言われました。
私達も神をほめたたえるとき
神は私たちにほほ笑みかけ
頭を撫でてくれるように喜んでくださいます。


先日、
甥と遊んでると
私の母がチョコレートもって来ました。
チョコレートは甥の大好物です。
「ちょっとだけね。」と
小さいチョコレートを一枚取り出し
それを半分に割って渡しました。

甥は、「ありがと。」と、
その小さなかけらのチョコレートを
受け取りました。
それをもって、モゾモゾとしているので
何をしているのかなと見ると
一生懸命割ろうとしていますが小さすぎて中々割れません。
ちょっとづつ食べるのか賢くなってきたなと
私は考えていました。
ようやく割れたかと思うと
間髪入れずに
それを差し出し
「ちょっとだけね。」と
私にくれました。

「いいの?」と返そうとすると
たべろたべろと怒ります。
一緒に食べて
「ありがとう、おいしいよ。」と
嬉しそうに照れて走って
おばあちゃんの後ろに隠れました。

そのチョコは、もともとわたしが、
甥が食べるために
買って来たものでした。


神様に何か捧げるという事は
このようなことだと

甥に教えられました。

献金にしても奉仕にしても伝道にしても時間にしても礼拝にしても、

全てもとは
神様から与えられて
いただいたものであり
そこから感謝として愛をあらわすために
どのように返すかであるかを。


マタイ15:36~38
36 それから、七つのパンと魚とを取り、感謝をささげてからそれを裂き、弟子たちに与えられた。そして、弟子たちは群衆に配った。
37 人々はみな、食べて満腹した。そして、パン切れの余りを取り集めると、七つのかごにいっぱいあった。
38 食べた者は、女と子どもを除いて、男四千人であった。


7つという
少ない数のパンと魚は
感謝をもってささげられ
愛によってわけられた時、
4千人以上の人を食べさしただけでなく
7つのカゴいっぱいにあまりました。


少ない中からわけられた
甥の
手垢でグチャグチャになったチョコは
愛が詰まって
いつもより美味しかったです。

0 件のコメント:

コメントを投稿